AIブログアルケミストを接続しても、投稿タイプやカテゴリーが表示されない場合があります。
本トラブルシューティングでは、投稿タイプやカテゴリーが表示されない場合の対処法をまとめています。
対処法①:(初心者向け)プラグイン「WP REST API Controller」をインストールしましょう!
まず試してみていただきたいのがプラグインでの対応です。
①「WP REST API Controller」という無料のプラグインがありますのでインストール後、有効化しましょう。
②プラグインの設定
メニュー「ツール」内の「REST API Controller」をクリックするとこちらの画像のような設定画面が出ます。
まずは「Post Types」から設定を行いますので、そのまま下の方までスクロールをしてください。
AIブログアルケミストで表示させたいポストタイプを探す
下の方にスクロールしていくと、Wordpressには表示されているのにAIブログアルケミスト上で表示されていないポストタイプの設定があります。
見つかったら設定を「ENABLED」に切り替えましょう!
「ENABLED」にした後に表示される追加設定は無視!
有効化すると、追加の詳細設定が表示されますが、こちらの設定はすべて無視していただけOKです!
忘れずに下までスクロールして「保存」
設定の切替が完了したら、忘れずに一番下までスクロールして「Save Settings」ボタンを押しましょう!
続いてカテゴリー・タグの表示切替を設定
ポストタイプの設定が終わったら、続いてカテゴリーやタグの表示設定を行いましょう!
カテゴリーやタグのみが表示されない現象の場合はここから設定してください。
一番上の「Taxonomies」をクリックしてください。
どの設定を切り替えるか判断する方法
カテゴリーやタグの設定では、複数の「カテゴリー」という表示がされている場合があります。
この場合は画像にもあるように、①~③の順で確認をしてみましょう!
① 表示させたいカテゴリーにマウスカーソルを合わせる
② 画面左下に表示されるリンクの一番最後を確認(post_type=”〇〇この部分〇〇”)
③ 同じ表示がされている設定を「ENABLED」に変更
忘れずに下までスクロールして「保存」
設定の切替が完了したら、忘れずに一番下までスクロールして「Save Settings」ボタンを押しましょう!
最後にAIブログアルケミストをチェック!
ここまでの設定がうまく行くと、表示されていなかったポストタイプ、カテゴリー、タグが無事表示されるようになります。
「WP REST API Controller」の設定を保存しても「DISABLED」に戻ってしまう場合・・・
この場合、他のプラグイン(セキュリティプラグイン・Custom Post Type UIなど)のREST API設定が干渉している可能性があります。
詳しくはサイト管理者にお問い合わせください。
対処法②:(上級者向け)phpの書き換えを直接行い、REST APIを有効にする
WordPressのポストタイプ(例えば post や custom_post_type)の REST API 連携が無効になっていると、外部ツールからカテゴリ情報を取得できないため、有効化する必要があります。
確認すべきポイント
1.REST API が有効か確認
- register_post_type() の show_in_rest オプションが true になっているか確認してください。
- functions.php で以下のように設定されているかチェック
function custom_post_type() {
register_post_type('custom_post', array(
'public' => true,
'show_in_rest' => true, // ← これが `false` だと REST API で取得できない
'supports' => array('title', 'editor', 'author', 'thumbnail', 'excerpt', 'comments'),
'taxonomies' => array('category'), // カテゴリを有効にする
));
}
add_action('init', 'custom_post_type');
カスタムタクソノミー(カテゴリ)が REST API に登録されているか
register_taxonomy() の show_in_rest オプションが true になっているか確認
function custom_taxonomy() {
register_taxonomy('custom_category', 'post', array(
'label' => 'Custom Categories',
'hierarchical' => true,
'show_in_rest' => true, // ← これが `false` だと REST API で取得できない
));
}
add_action('init', 'custom_taxonomy');
REST API のエンドポイントでカテゴリが取得できるか確認
以下のURLにアクセスして、カテゴリ情報が取得できるか確認
https://your-site.com/wp-json/wp/v2/categories
もし 403 Forbidden や 404 Not Found などのエラーが出る場合は、REST API 自体が制限されている可能性があります。
プラグインやセキュリティ設定による制限
・Wordfence や Disable REST API などのプラグインで REST API がブロックされていないか確認。
・wp-config.php で以下のように REST API を無効化していないか確認
define('DISABLE_WP_REST_API', true);
・.htaccess に wp-json をブロックする記述がないか確認。
対策方法
- show_in_rest の設定を true に変更し、キャッシュをクリア。
- https://your-site.com/wp-json/wp/v2/posts でカテゴリ情報が含まれているか確認。
- functions.php に REST API を有効にするコードを追加
function enable_rest_api_for_categories() {
global $wp_post_types;
if (isset($wp_post_types['post'])) {
$wp_post_types['post']->show_in_rest = true;
}
}
add_action('init', 'enable_rest_api_for_categories', 10);
専門性が高いので、設定を変更する場合は必ずバックアップを取りましょう!
phpの変更はサイト全体のエラーにつながるケースがあります。
必ずバックアップを取ってから行うように注意をお願い致します。