WordPressやサーバーのセキュリティ設定などが影響し、うまく接続できない場合があります。
本トラブルシューティングでは、サーバーごとの接続エラー時の対処法についてまとめています。
■ ロリポップサーバー編
ロリポップサーバーの場合、以下のポイントをチェックしましょう!
- 「セキュリティー」→「WAF設定」
- 「セキュリティー」→「海外アタックガード」
- 「サーバーの管理・設定」→「PHP設定」 ※一番多いエラー原因
①WAF設定について
この設定は全サーバー共通です。
解決方法
→OFFにする
オフにすることで接続できるようになります。
詳しくはロリポップ公式のこちらのページを御覧ください。
②海外アタックガードについて
海外アタックガードの設定をOFFにすることで解決する場合があります。
解決方法
→OFFにする
オフにすることで接続できるようになる場合があります。
詳しくはロリポップ公式のこちらのページを御覧ください。
③PHP設定(注意が必要)
最後はPHP設定の問題です。
ロリポップサーバーでは、php設定に「CGI版」と「モジュール版」というものがあります。
この設定が「CGI版」の場合、接続はできません。
ただし、phpバージョンを変更する場合、既存のサイトが表示されなくなる場合があります。
切替自体はボタン一つですが、注意が必要な設定ですので、以下の場合は専門家に相談してください。
主な注意点
phpバージョンが「5.x」以下の場合(2024年7月現在)
(2024年7月現在)phpバージョン7.4以上の場合は、モジュール版に変更して、万が一サイトが壊れても、phpのダウングレードが可能です。そのため専門知識不要です。
バージョンが低い場合、サイトが壊れてもphpバージョンのダウングレードができず、とても手間がかかる修正が必要になります。
また、phpバージョンを上げることで最新のWordPressバージョンに更新できるようになりますが、同時に使えなくなるプラグインもあり、最悪の場合サイト制作をやり直す必要が出てきます。
不安な場合は無理をせず、専門家に相談して対処しましょう!
ちなみに、phpバージョンが低いままだとSEO対策にも悪影響がありますので、常に最新の状態にしておくことをおすすめします!
■ Xserver編
- 「セキュリティー」→「WAF設定」
①WAF設定について
この設定は全サーバー共通です。
解決方法
→OFFにする
オフにすることで接続できるようになります。
詳しくはXserver公式のこちらのページを御覧ください。
■ さくらインターネット編
- 「セキュリティー」→「WAF設定ドメイン」
①WAF設定について
この設定は全サーバー共通です。
解決方法
→OFFにする
オフにすることで接続できるようになります。
詳しくはさくらインターネット公式のこちらのページを御覧ください。
このマニュアルでは、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)についてご案内しています。前提条件シグネチャ検査・セッション管理などの検査を実施しており、攻撃にあたると判断したアクセスを遮断いたします。遮断した接続を自動で復旧させることはできません。ウイルスは検知できません。
■ CONOHA編
- 「サイト管理」→「サイトセキュリティ」→「WAF」
- 「サイト管理」→「サイトセキュリティ」→「WordPressセキュリティ」
①WAF設定について
この設定は全サーバー共通です。
解決方法
→OFFにする
オフにすることで接続できるようになります。
詳しくはCONOHAのこちらのページを御覧ください。
②海外アクセス制限について
海外アクセス制限が原因で接続エラーが発生する場合があります。
すべての設定をOFFにすることで解決する場合があります。
詳しくはCONOHAのこちらのページを御覧ください。
まとめ | 困ったらWAF設定をOFFに!
ほとんどのサーバーでWAFの設定が存在します。
接続に困ったら、まずはWAFをOFFにすることから始めましょう!
他にも、WordPressにインストール中のプラグインが原因の場合など様々な要因があります。
お困りの場合は、接続の有料サポート(WordPressサイトの場合、税込11,000円)も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。